『シン・ゴジラ』観て来た。(後半ネタバレあり)
2016-08-05




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昨日『シン・ゴジラ』観て来た。
面白いというより凄かった。お金のかかり方が違う。
迫力が凄いので、映画館で観るべき。
せっかくの重鎮キャストがいっぱい居るのに、やたらムダ使いしてるとこは『大怪獣モノ』と一緒だ!
『モノ』の方は予算全然少ないけど。てことは『モノ』かなりがんばってるじゃん!(笑)

小さい女の子の家族連れとかも来てて、上映後に劇場から出ようとしたとき見掛けたんだけど、気持ち悪くなって席外してた子や怖くて泣き出してたりした子も居たようでかわいそうだった。
この映画、小さい女の子にはキツイわー。
多分お父さんが「『ゴジラ』やるから観に行くぞ!」と意気揚々と連れて来たんだろうけど……
あれはきっと夢に見るわー。
私がガキの頃キングジョーに追いかけられて逃げ場無くてめっちゃ怖かった夢くらい怖い夢見ますよ?
(キングジョー、分離してパーツ化するから部品単位で追いかけられて、逃げども逃げどもパーツが目の前に現れるんですよ)
空飛んだりシェーしたりするゴジラだったらよかったのにね。
とか考えると、特撮オタはリアル志向の作品を褒め称えがちだけど、楽しくて笑える『大怪獣モノ』みたいな怪獣映画もやっぱり必要なんだな。と改めて思った。
どっちがいいとかではなく、どっちもいい。
そんな世の中がきっとステキだ。


以下、ネタバレ含みますので、気にする人は読まないでください。

ストーリーはシリアスで、圧倒されるシーンの連続がテンポ良く細切れにバンバン繋がるカットワークで展開されるので、観てて飽きません。
全編に渡り小難しい用語を早口なセリフで弾丸のようにまくし立てられますが、いちいち理解せずに漠然と聞いてても、ストーリーの流れは把握できます。秀逸な作り。
とは言え庵野監督の色は濃く出ていて、序盤、閣僚会議とか集団絵の連続で展開されるため、誰が主人公かわからず、むしろ「主人公はゴジラ」で「人間側は集団劇ですらない烏合の衆」的展開で最後まで行くのかと思ったくらい。

以下羅列

巨大不明生物に壊されると「あ、あの地区壊されてていいなぁ」と思える不思議(笑)。
「どうせ多摩川上って来るならもっと上流まで来てくれればいいのに」とか思った。
でも序盤の蒲田の人たちには「あの巨大不明生物に壊されたのではちょっとイヤかも」と同情しました。

立川は最近色んな作品でフィーチャーされてていいなぁ。


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