2006-08-23
変な夢をみた。
多分、自分は高校生。
卒業して、集団就職(もしくは面接試験)のため、友人数人と新幹線で京都に向かうトコから話が始まる。
京都駅でローカル線に乗り換えようと、電車に乗ったら、普通電車。
急行のキップを買っていたので、あわてて急行用のホームを探し、発車寸前で乗り込む。
その車両には別の友人や乗り換え時に何故かはぐれていた友人達が6人くらい乗っていた。
内2人は身体を悪くしてるのか車椅子の人になっている。
就職先に着くと、そこは一昔前の町工場風の鉄工所。
社員数は2〓300人といったところか。かなり大きい。
新入社員の数も多く5〓60人が入口に並んでる。
トンカツ弁当が配付されたのでみんな食べ出す。
オレはあんま腹が減ってなかったのでメインのトンカツは食べずに添え物だけを食べる。
中に入れと指示があり、皆でぞろぞろと建物の中に入る。
「ここにある上履きに履き替えろ。」と、雑然と散らかった下駄箱
(学校の下駄箱風。が、個々の仕切りは無く横方向に長い棚になってる。)を指さす。
みんな上履きに履き替えるも、オレには自分のサイズに合う上履きが見つからない。
教官らしき人に「合うのが見つからないんですけど。」と聞くと、
居丈高な態度で「棚の上に数字が書いてあるから、それをこう、斜めに見て探すんだ。」と言うだけで取ってはくれない。
大体が上履き自体、右左もでたらめに、バラバラに置かれているので、規則性すら見付けられない。
他の新入社員達はほとんど集会所の方に行ってしまってるので、仕方無く、サイズの合わない適当な上履きを履く。
「なんか、不親切だよね。」友達が言う。
「ああ、軍隊と一緒だよ。」オレが吐き捨てる。
理不尽さを押し付けることで統制を取る、軍隊のシステムを真似てることにイヤ気が差す。
まぁよくある話だ。
集会所に入ると大した説明も受けないまま、新人研修と言われ、軍隊さながらにいきなり全員腕立て伏せ。
その全体主義さに納得が出来ず、集会所から出て、集会所で怒鳴り声を上げて仕切ってるヤツより上の責任者を探す。
まだ始業前なのか、作業着を着た社員たちが廊下には溢れている。
「あれ? アイツ新人だろ? 何で今ココに居るんだ?」
「毎年いるんだよな〓、逃げ出すヤツ。」という目で全員に見られる。
オレは逃げ出してるんじゃ無く、上の人間を探してるダケだっての。
運良く通り掛かった上役の人間を見付ける。
2人で集会所へ向かいながら、「こんなのはおかしい。」と主張するも、「それが出来ないならやめてもらうしか無い。」と言われる。
集会所に戻った所で、「ココでやめると、仕事無くなっちゃうよな。」「ソレって逃げ出した負け犬なのかな?」と逡巡するも、「いいや、オレにはこういうの(に迎合するの)は無理だ。」と、食べかけの弁当を置き、「やめます。」と集会所に背を向ける。
廊下では中学時代のバレーボール部の後輩(男)数名が「なんだ、また一緒に出来ると思ったのに。」とからかうように声をかける。コイツらは先に入社していたようだ。
別にレギュラーでも無かったオレは「別にこんなトコでバレー続ける気は無いのに。てか、あるのかよ、この工場にバレー部。」とか思い、じゃあな、と玄関を出る。
門までの広い敷地内の半分くらいまで来た辺りで、後ろから罵声が浴びせられる。
見ると赤や青や緑のカラフルなリーゼントパーマな方々、一見してヤンキー上がりに見える方々が
「てめーみたいなヤツが居るから、オレ達がナメられるんだよ!
勝手に抜け出せると思うなよ!!」と工場の作業服を着て追いかけてきてる。
腕っぷしに自信の無いオレは、「困ったな。」と思い、1人の足は引っ掛けて転ばしたものの、どうしようか迷う。
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