2010-09-18
14日:深夜に今月号のお仕事終了。
15日:銀行行って今月の生活費おろす。
帰りにサンデーとマガジンと永井豪のマンガ家マンガ『激マン!』買う。
『激マン!』は久し振りに、変なフィルターかけずに素直に面白いと言える永井豪マンガだった。2巻が楽しみ。
島本和彦の『燃えよペン』以降、マンガ家マンガと言えば島本のフォーマットこそ基本。みたいな感じが自分の中にあったけど、考えてみれば永井豪って昔っからマンガ家マンガ描いてたよな。とか思い出す。
それどころか、あの時代のマンガ家は、『トキワ荘物語』とか『まんが道』とかで、昔からマンガ家マンガ描いてるじゃん。
あれ? 何でそんなすり込まれがココ10数年で起きたんだ? と考えると『燃えよペン』の衝撃が凄すぎたせいだな。という結論に達した。
アレは出版に携わる者のバイブルですから。
話がずれた。
何が言いたかったかというと、島本風マンガ家マンガに慣れ過ぎてた分、永井豪独自のマンガ家マンガの切り口が逆に新鮮に感じました。
てか永井激先生(劇中の永井豪)、マンガの描き方が天才過ぎ。
フツーの人間は、あんな風に飛鳥家地下室の秘密ディスコのシーンは浮かびませんて。
よしんば浮かんだとしても「シーンの緊張をゆるませる」→「地下デイスコ」→「サバト」→「理性をなくす」→「まわり全部が敵に」の流れをなりゆきのままに連想できませんよ。
まるで答えを知ってて、後から描いたかのよう。
や、それは初めて『デビルマン』のマンガを読んだ時に思ったコトなワケですが。
「あの時に受けた衝撃を思い出せるマンガ」の作りになってます『激マン!』。
15日晩:近くに住んでる先輩に誘われて飲みに行く。
なんかもう鬱な話ばかりしてすみませんでした。ごめんなさい。
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